冬鳥の詩

+ 夢と妄想で綴るお話 …

Archive [2009年11月 ] 記事一覧

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+ 特徴的なキャラがいないのは困る +

 10月30日、金曜日に飲み会がありました~ッ。 筱は飲み会がどうにも苦手ですが、お世話になった方の壮行会を兼ねていたので出席。 おじいちゃん達グループに交ってお酌でもしながら大人しく時を過ごそうとしてたのですが……。 何を思ったか、若い者グループに入っちゃってさぁ大変。 だ……だって断れなかったんだもん……ッ!!リーダー直々だったんだもん!!! なんというかあれですね……若い人達って、凄く元気……。 私には無...

Battle Mermaid 18

 皇国『リムドア』 剣や斧、ハンマーや槍等といった武器や防具を作り発展してきた大国。 国の中央に高くそびえ立つ宮殿の様な建物がある。 『皇帝』なる者が鎮座し、その他の政府関係者が集い、行政を行う場所、『皇宮』。 その皇宮を中心に、東は武具や薬品の揃う店が立ち並ぶ。 南は食糧店が列を成し、西はスラム街。 最下級の貧民が暮らす、皇国で一番危険な場所である。 北は一般市民が暮らす住宅街が存在し、さらに北...

Battle Mermaid 19

 皇国『リムドア』より40分程歩いた場所にある海。 日が上り、柔らかな日差しの降り注ぐ浜辺を、ネスとシェリルが歩いていた。 ネスは旅着なのか、胸当てと肩当ての付いた少し丈夫な服を着、 両手には指の出る黒い手袋をはめ、背に槍を背負う。  「ネス、カッコいい!」 無邪気な顔で思ったままを口にするシェリルを前に、小麦色をしたネスの顔が赤く染まった。  「ありがと……。」 ネスはシェリルと顔を合わす事無く礼を...

+ 超短小説 + 始めに +

 + 超短小説 +  ここでは思い付きによって創作された、一枚で終わる小説を掲載しております。  特に意味も無く、特に何があるわけでもない、作者が気ままに綴るだけの、小説です。  オチがあるわけでもなく、面白みがあるわけでもありませんので、あしからず☆(ぉぃ? + * + * + * + * + * + * +  も く じ  + * + * + * + * + * + * +  + 罪の無い世界 +...

罪の無い世界

  神は言いました。  心より深く謝罪する事が出来るなら、私はあなたを許しましょう。                                     と ―――…  「神父様……」  「はい」  「僕、××君の鉛筆……勝手に盗ってしまいました……」  「おやおや……それは悪い事をしたのね。  ですが、そうやって自分の言ったことを正直に告白出来るのは凄い事なのです。  だから、ちゃんと謝りましょう。そうす...

Battle Mermaid 20

 森を抜けると薄ぼんやりとだが皇国『リムドア』が見えた。 シェリルは初めて見る大国に心を躍らせる。 だが、皇国に辿り着くには眼前に隙間無く広がる砂の海、砂漠を横断しなければならない。 ネスはシェリルをしっかりと抱え直し、笑顔で言う。  「もうちょいで着くからな。単調な景色でつまんねぇだろうが、辛抱してくれ。」 そう言うと、ごつい手でシェリルの頭を一度だけ撫で、砂漠を歩き始める。 シェリルは辺りを見...

+ 世界を超えて結ばれる +

 卯月様宅より、素晴らしくネタになりそうなバトンを奪ってきました。 本日四度目の更新でっす☆ もう、今日は暇過ぎてどうしていいのかわかりませんよ。 常にネタ探しにあっちこっちに奔走しています(笑) さてさて、奪ってきたバトンについてですが……  【新境地カップリングバトン】 なるものです。 受け、攻めなんていう言葉に拒否反応を示す人、 受け、攻めなんていう言葉知らないって人、 見ちゃダメですよ? さて...

+ 『ちゃんと描く』の真意を述べよ +

 昨日の10時頃、友人から電話を貰いました! 楽しく会話していたのですが、物凄く唐突な感じで、 友人がリクエストしてくれたんです。 でも、これがまた不可解な言い草で……  友:「ねぇねぇ、シェリルちゃん良かった。」  私:「おうおう、さんきゅ~」  友:「ねぇねぇ、だんな(←あだ名)」  私:「ん?」  友:「ネス描いてネス。あ、ちゃんとね。」  私:「…………ちゃんと?」  友:「ちゃんと。」  私:「…...

Battle Mermaid 21

 シェリルがよく眠っている頃、海底では大捜索が始まっていた。 いつもは静かな海底が、今日ばかりは人魚達が泳ぎ回り、魚達もうろたえている。  「ガドット様!南西の海はあらかた捜しましたが、シェリル様の行方は見当たりません!!」  「ガドット様!北の祠と東の祠を捜しましたが、シェリル様のお姿は……」 ガドットの前にひざまずき、次々と言う人魚達。 そんな人魚達に向かい、報告を静かに聞いていたガドットが遂に...

Battle Mermaid 22

  「狂鬼(キョウキ)の魔女―――…」 ガドットの絶望的な予感が一層強まる。 静まり返った洞窟に、ガドットの生唾を飲む音がやけに響いた。 狂鬼の魔女と呼ばれた老婆は、にたりと黒い笑みを浮かべて素知らぬ顔で言う。  「おやおや、海王ガドット様ともあらせられる御方が、  こんな老婆を覚えて下さっていたとは……嬉しいかな嬉しいかな……。」 ふぉっふぉっと笑う魔女に、ガドットの怒りが爆発した。 椅子の肘掛けを、壊れる...

Battle Mermaid 23

 ガドットの洞窟から無事に脱出する事が叶った魔女は、なんとも怪しげな笑みを浮かべ、 自宅である洞窟に体を滑り込ませる。 相変わらずの異臭と、不気味な液体や道具達のお出迎えである。 魔女は最奥の部屋へ赴き、小さな小さな瓶を手に取った。  「ふぉっふぉっふぉっ……時は満ちた……。  あぁ、何と素晴らしき魔力だ……触れているだけで気が狂ってしまう……。  さっきはガドットを前にひやりとしたが……殺されずに済んだわ...

Battle Mermaid 24

 そこには20人を超える人間の群れがアンデッドドラゴンを囲っていた。 イルイが刀を抜き、構える。続いてティスタも短刀を両手に一本ずつ持ち、構えた。  『行くぞ、ティスタ。』  『はぁい。』 険しい表情のイルイ、ぼんやりとした瞳のティスタ。彼等はどう見ても普通の人間だった。 腐敗ヵ所が少なく、臭いも薄い。 アンデッドドラゴンを倒そうと意気込んで向かった兵達は、 人間と見間違うた二人に見るも無惨に切り倒...

Battle Mermaid 25

 皇国『リムドア』 ―――… ネスは賑やかなその大国に到着していた。 東門から入り、武器や防具、薬品等の店が立ち並ぶ、皇国一賑やかな場所の一角、 別空間かという程、全く人気のない公園で、シェリルと二人で座っていた。 シェリルは今起きたばかりなのか、大きな目は虚ろで、カクカクと船を漕いでいる。 そんなシェリルを隣で小さく笑いながらネスは見ていた。  (面白ぇなぁ……あぁ目が潰れてる……あ、起きた。……あぁぁま...

Battle Mermaid 26

 麦藁帽子に白のタートルネック。 大きめの紫色したぼんたんの様なズボンに黄色のスニーカー。 統一感の欠片も、センスすらも見えないコーディネートに溜息を漏らしたのは、 後方で見ていた店員だった。ネスは至って真剣に選んだのだが、最悪のセンスである。 彼女と喧嘩勃発か……店員はそんな風に考えていたのだが。  「ありがとう、ネス!似合うかな?」 シェリルは満面の笑顔でそう言った。 後方で目を見開く店員を尻目...

Battle Mermaid 27

 人間達が集中するピーク時を過ぎ、だいぶ人の減った東通り。 ネスのおかげで洋服を手に入れたシェリルは、 歩きやすい靴と、ずり落ちないスカートに大満足だった。 ひらひらのスカートを深緑の髪と共に揺らす。 無邪気に喜ぶシェリルに、ネスの顔が思わず緩んだ。 だが、恥ずかしさを隠す為か、心なしつっけんどんにシェリルへ言う。  「シェリル、あんまはしゃぐとこけるぞ。  ただでさえ危なっかしい足取りしてんだか...

Battle Mermaid 28

  「これは魔国『ユグドラ』の品……。  魔国の連中はこれをまるで羽根の様に軽い代物だと言っていたんだ。  事実、魔国の上層部連中はこれを使ってひらひらと舞う蝶か何かの様な戦い方をしていた。」  「……まじかよ……。」 こんな重たい物を持って戦っていた事実に、ネスは驚愕する。 だが、驚くのはまだまだであった。 男は奥から鉄のプレートを持ちだす。 そして何を思ったのか重たい短剣を手に取り、鉄のプレートに向...

Battle Mermaid 29

 男の子はシェリルから少し離れた所で編み物をしている女の下へと走った。 シェリルはその光景を目で追う。  (お母さんなのかな……?) 仲睦まじそうに話すふたりを見、シェリルの心がちくりと痛んだ。  (……私のお母さんって、どんな人魚だったんだろう……。  一目でいいから、会いたいなぁ……。) 無理だと分かっていながら願う自分が馬鹿らしく、シェリルは自嘲の笑みを浮かべた。 と、その瞬間、聞き慣れた低い声が聞...

+ 迷惑なコイモノガタリ + キャラ紹介 +

 さぁ、さぁ、回ってきましたリレー小説! ファンタジーラブコメディということで、ファンタジー以外の部分はてんで苦手な私!! 大丈夫なのか、いささかくらいじゃないくらい心配ですが、とりあえず概要を!  とある国のお姫様が主人公。  このお姫様、容姿は大変麗しく、幾人もの男の心を掴む美貌の持ち主。  御歳18になる、バリバリのお年頃。  父である王は、このお姫様にひっきりなしにお見合いをさせています。 ...

Battle Mermaid 30

 しばらくベンチで寛いでいると、先程の男の子が左手に何かを持ち、 右手で母親であろう女の手を引きながらシェリルの下へ走ってきた。  「こんにちは。」 女は優しげな笑みを浮かべ、柔らかい声を発した。 シェリルは慌てて立ち上がり深々と頭を下げる。  「こんにちは!」 シェリルの綺麗な声が辺りに響く。女は優しい笑みを絶やすことなく言った。  「休憩中にすみません。この子がお邪魔してしまった様で……。  私...

Battle Mermaid 31

  「椿の花です。」 小さな小さな声。今にも消えてしまいそうなその声をシェリルはしっかりと聞き届けた。  「つば……き?」 初めて聞く花の名前に、シェリルは首を傾げる。 ミュカルは切なげな表情を浮かべ、一言一言噛み締める様に言った。  「椿とは、ここより遥か彼方……東洋なる場所に咲き誇る赤い花のことです。  ティータの兄は、この椿の花が大好きで、よく愛でていました。」 シェリルはティータに兄がいること...

迷惑なコイモノガタリ + 一周目

 リレー小説一週目 担当 筱 日時 11月13日 お題 ラブコメ・ファンタジー  ちょっと長い……?短い……?  こういうの書くのってドキドキしますね!!  チキンな私は書き終わった今でもドキドキしてますけど!!  次は黒宮様!宜しくお願いします!!...

+ 取扱注意 +

 うわぁぁぁんっ! 11月に入ってからというもの、やけに忙しい! 外出をこのうえなく嫌う私が外に出なきゃいけなくなるくらい忙しい!! 昨日深夜0時帰りってなんだよ!! どこの不良だよ!!!(ぇ? 私は18時以降はお家にいるいい子なんだぞ――――ッ!!!!!!! ……ふぅ……。 叫べて満足ですハィ。 昨日更新出来なかった分、今日ふたつ更新と、リレー小説の更新しました~。 ぐってりしてる事が多くなりそうなので、たま...

Battle Mermaid 32

 それからしばらく武器屋前で座り込んでいると、隣にある木製で出来た扉がゆっくりと開き、 聞き慣れた声がシェリルの耳をついた。  「おう、ありがとな。あぁ、おやっさんも風邪とかひくなよ?  ―――…あっはは、まぁ、おやっさん前だと細菌もウイルスも逃げ出すわな。  ―――…ぉぁっ、怒んなって!!―――…あぁ、また来る。んじゃあな。」 にこにこ顔で武器屋から出、新しい槍を片手にネスは静かに扉を閉めた。  「いい武器...

+ 触れて、壊れて、ボンドで直す +

 白亜様からバトンを叩きつけられてきましたよ~♪ 今日、二年ぶりにカラオケに行きました。 見事に喉が潰れました。明日は無言でお仕事してそうです。 爪も割れました。 彼氏さんに言うと……  「瞬間接着剤がいい?ボンドがいい?セロハンテープがいい?ガムテープがいい?」 って聞かれました。 うわぁい、選択肢がいっぱい☆★☆ だが断る!!!!!!!! アホかお前は!! 瞬間接着剤?!ボンド?!セロハンテープ??...

Battle Mermaid 33

 【来たれ、若人!!来たれ、武人!!!我等が皇国を守る為!己の欲望を満たす為!! その両手に武器を持ち……戦え!最強の戦士達!!】 そんな看板を表に掲げている皇国『リムドア』ギルド。 赤い煉瓦で作られているその建物は頑丈で、大きく、広い。 窓を除けば屈強な男達が楽しく笑い合い、酒を交わしていた。 そんな中に単身入って行ったシェリルを追い、ネスがギルドの中に入ると、そこには……  「だから、私も冒険者に...

+ 幸福ナ家庭 + 始めに +

 + 幸福ナ家庭 +  何処にでもある平凡な家庭。  父、母、兄、妹……  他愛もない会話で笑い、怒り、泣ける家族。  だが、幸せだったはずの家族が、ある日を境に壊れ始めた―――… + * + * + * + * + * + * +  も く じ  + * + * + * + * + * + * +  01 + 02 + 03 + 04 + 05 + 06 + 07 - 完 -...

幸福ナ家庭 01

  「面会だ。出ろ。」 カシャンッと冷たい金属音が鳴り響く。 手錠をはめられ、重たい鉄の格子戸が鈍い音を立てて開いた。 俺は虚ろな視線を看守へ向け、無気力に立ち上がる。 看守は手錠からぶら下がる鎖を引き、俺を面会室へと連れて行った。 しばらく歩き、看守はぴたりと足を止める。 眼前にある白い簡素な扉を開け、俺を部屋へと押し込んだ。 よろけながらも体制を整え、地面に伏せるのを回避する。 小さく溜息を吐...

Battle Mermaid 34

  「いい加減にするのは貴方の方です!!!!!!」 そう大声で言い放ち、ネスとディードリッヒの耳に大ダメージを与えたのはシェリルだった。 突進を止め、キンキンする耳を押さえるディードリッヒを前に、完全に怒った表情を浮かべ、 両手を思い切り広げ、ネスを守る盾となる。 シェリルはディードリッヒを睨み付け、沸々と湧き出る怒りをぶつけた。  「さっきから聞いてれば……酷いこと言い過ぎです!!  けなされる人...

幸福ナ家庭 02

 卒業式は滞りなく進んだ。 女子と一部の男子の啜り泣く声が聞こえる。 どこに感動するのか分からないが、こういう時に泣いてないと、 何だか悪い気がするのは俺だけだろうか……。 式も終わり、友人達と写真も撮り終え、ぼんやりと三年間学んだ教室を見やる。 いざ卒業だと考えると、感慨深いものだ。女子も男子も、友人達との別れを惜しみ、語り合う。 不意に数人の女子が俺を囲った。  「……?」 俺は女子の顔を見ながら...

Battle Mermaid 35

 受付用紙を記入しながら、ネスとディードリッヒの戦いをちらりと確認するシェリル。 よもや勝敗は決したも同然だと言うにも係わらず、 ディードリッヒは諦めることなくネスに向かっていった。  (なんであんなにネスを敵視するのかな……。) 悲しい気分になりながらも、シェリルは受付用紙の空欄を埋めていく。 不意に、シェリルの視界に何者かの姿が映る。 ゆっくりと顔を上げると、そこには店主アデットの姿があった。 ...

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プロフィール

筱

Author:筱
初めまして。
管理人の筱 - シノ - と申します。

現在

『Battle Mermaid』

を綴っています。

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